お金の有効なつかいかた

お金がないと最悪の場合、人は死んでしまいます。お金を使わず何も買わないで暮らす「自給自足」は日本ではとてもむずかしい。つまりお金はすべてのひとにとっての命綱(いのちづな)。「お金が大事だよ~♪」というのはほんとう。この記事ではそんなたいせつなお金について具体的な使い途(つかいみち)を示しながら「お金」はどんなことに「使わなければならない」のか。またその他のどんなことに「使えるのか」。その価値を高めるような使い方について考えてみたいと思います。

記事の内容

  • お金の使い途 どうしても必要なもの
  • すべての人ではないが その人には必要なもの
  • お金を生む「タネ」としてのお金
  • 使うお金の価値を高める方法

どうしてもお金で払う必要があるもの

どうしてもお金ではらう必要があるものには次のようなものがあります。税金・食費・光熱費(水道代)・通信費(スマホ代含む)・家賃(住居費)・交通手段(自転車・マイカー・通勤定期代)・服代・その他生活用品・その他仕事に必要な品物。すべて生活していくためには必要な支出。日本で暮らすには避けられない出費です。必ずある支払いですから節約にも限度があり、やりすぎるとストレスになったり体をこわす結果につながることもあります。けがや病気で医療費がかかるとそれもお金で払わなければなりません。なので支出の内容は万が一のことまで考えて慎重に決める必要があります。

すべての人にではないがその人には必要なもの

すべての人にはあてはまらなくてもその人にとって必要な支出があります。おおきなくくりで言えば「その人がその人であるため」に必要なもの。例えば医師やパイロットなど仕事につくためにライセンスが必要な職業があります。その仕事をしたいと思ったら資格をとるための学費が必要。資格の勉強はすべての人には必要ありませんが目指している人には絶対に必要。つまり「その人であるため」に必要な支出です。自分が自分であるために必要な支出はその人にとっては絶対に欠かせません。なぜならそれがないと自分ではなくなるから。自分のための美容・ファッションへの支出もその人であるためには必要なもの。ゲームやアニメ・映画・音楽への支出もその人であるために必要な場合があります。また旅行が本来の自分に戻るための方法という人もいます。「その人であるため」の支出は人によりさまざまですが当人にとって絶対に必要というところは共通しています。

他の人のために使う支出

ここまで自分のために必要な費用を見てきました。支出の理由はあったとしても自分以外には説明のいらない支出でした。ここから考えるのはそれとは違って自分以外の「他の人との関係で」使うお金になります。たとえば友達をつくるため・パートナーと出会うために使う費用。サークルに参加する。出会いの機会をつくる。そのなかで「自分の価値を高める」ために使う支出も出てきます。先ほどの美容・ファッションとは異なりこちらは自分のためではなく他人から評価されるための支出。他人の評価が目的ですからどう見えるかが重要。思ったように評価されるような使い方が望ましいということになります。

専門家のアドバイスが必要な支出その1

なにが評価されるのかわからない。他人の評価というと面倒と思ってしまう人もいるかもしれませんが基準はあなた自身とは関係ないところで決まっていますからかえって「気楽」なところもあります。逆にあなたがどんなにトレンド(流行)にくわしくても知らないことはあるはず。いちばん近い専門家は「お店の人」ですからわからないことは質問するのが一番です。あなたが顧客であればていねいに対応してもらえるでしょう。教えてもらった「世間の常識」にどこまで寄せるかはあなた次第ですがきっと普段の自分とはまた違う自分を楽しめるはずです。

専門家のアドバイスが必要な支出その2

1は他人との関係で使う支出でしたが2はお金そのものにかかわるもの。保険や投資などです。お金自体がお金を生み出すことによって可能になっているサービスですが支出には専門家のアドバイスが必要。これもあなたが顧客であればていねいに答えてもらえます。直接的にお金のリスクですから支出は納得の上行ってください。

「かしこい支出」がお金の価値を高める

お金を使うことが楽しいのは事実。また何に使うかがあなたらしさの源泉であることも確か。しかしこのように改めて考えてみると収入の大小とは関係なく「まったく自由」に使えるお金はそもそもないということが明らかになったのではないでしょうか?ならば普段の避けられない支出から「自分の判断をしっかり入れて納得して支払う」ようにすれば一番ストレスをへらせます。お金の価値を高める一番の方法。それは「考えて使う」ことです。これは単に支出をおさえるということを意味しているだけではありません。お金は使うべき時に「使わなかった」ことも大きな後悔の原因になります。「有効に使えるタイミングを逃さない」ことも「考えて使う」には含まれています。お金が最もその価値を有効に発揮できるよう賢く使っていきましょう。

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